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NGS用ライブラリー自動作製装置
Apollo Library Prep System

Apollo Library Prep Systemは、各社次世代シーケンサー（NGS）用ライブラリーの作製を行うことができるコンパクトで設置も簡単な自動分注システムです。本体のタッチパネル上でプロトコールを選択し、画面上のガイドに従ってサンプル、試薬、チップをセットするだけの簡単操作でライブラリー作製を完了することができます。
専用試薬「PrepXシリーズ」を用いて、各社NGS装置^＊に対応したDNA-Seq、RNA-Seqを行うことができます。

• ＊ Illumina社：MiSeq、HiSeq
• Thermo Fisher Scientific社：Ion PGM

特長

• NGSライブラリー作成時の煩雑な作業を自動化
• 直感的な操作が可能なタッチパネルディスプレイを搭載
• マグネットアームを内蔵し、フィルターチップ内でのマグネットビーズ精製が可能
• 2個のペルチェ式温度制御ブロックを搭載、ライゲーション反応の実施や、運転終了後のサンプルを適切な温度で管理
• 試薬、フィルターチップ、チューブ等の配置場所がタッチパネルに表示されるためセットアップが容易
• 実験台の半分に収まるコンパクトサイズ
• 手作業の時間を大幅に短縮
• 実験者間の差を低減、データの信頼性向上

収量と再現性の高い独自のビーズ精製方法

チップ内側の側壁に磁気ビーズを保持し精製を行うため、通常の磁気プレートを用いる場合と比べて、上清吸引時の磁気ビーズの誤吸引を低減し、収量と再現性の高いビーズ精製が行えます。

最適化された試薬とプロトコール

Illumina、Thermo Fisher Scientific社のNGSに対応したライブラリー作製キット「PrepXシリーズ」を利用可能です。Apollo Library Prep Systemには各NGSに対応する専用プロトコールがあらかじめインストールされており、すぐに実験を開始することができます。（Agilent Technologies社 SureSelect XT Reagent用のプロトコールも、初めからインストールされています。）

アプリケーション	品名	容量	製品コード	1回のスクリプトでの サンプル処理数	1サンプル当たりの 最低必要量	Run Time
DNA-seq	PrepX DNA Library Kit	24回	640101	1~8	1ng DNA	1時間20分
		96回	640102	4~32		3時間20分
RNA-seq	PrepX RNA-Seq fir Illumina Library Kit	24回	640096	1~8	100pg poly A-enriched RNA; 2ng rRNA-deleted mRNA	5時間
		48回	640097	6~48		6時間15分
mRNA Isolation	PrepX PolyA mRNA Isolation Kit	96回	640098	1~8 or 6~48	100ng total RNA	45分~3時間15分

 

本体タッチパネルの案内図に従って簡単セット

タッチパネル上に試薬、サンプルおよびピペットチップなどの配置が色付きで表示される（PrepXのみ）ため、簡単にセットを完了することができます。Run前の作業時間はわずか15～30分です。

さまざまなサンプル数に対応（1～96サンプル）

サンプル数に合わせて必要な試薬と消耗品を使用するため、コストを節約することができます。

システム紹介動画はこちら（YouTubeサイト）

システム仕様