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製品情報

ドライアイスを使用した超低温輸送は、環境への影響だけでなく、サプライチェーンの継続性にも課題があります。CryoTrackシステムは、-70℃融点を持つ超低温蓄冷剤を利用したドライアイス代替ソリューションで、-80℃で予冷し繰り返し使用できるため、非常に経済的です。真空断熱材を利用した専用保冷容器を利用することで、様々な運用が可能です。

ラボやCPC内での低温・超低温環境での短時間搬送に

特長

• フリーザーや液体窒素容器、プログラムフリーザーからの超低温サンプルのラボ内移動に最適です。
• CV-70蓄冷材1枚で約2時間、2枚で約5時間、-60℃以下の超低温環境を維持することができます。
• CV-2蓄冷材1枚で6時間以上、4℃での低温環境を維持することができます。
• コンパクトなので、パスボックス経由でのクリーンルーム搬送や、安全キャビネット内への持ち込みが可能です。
• 外装は70％エタノールで清拭できます。別途外装バッグをご用意することもできますのでご相談ください。
• SBS規格*サイズ冷却ブロックと、135mm角フリーズボックスが使用できるインサートが付属します。
• 外寸法：W280 × D190 × H165mm(フタなし：H110mm)
• 重量：1.1kg(蓄冷材1枚)・約1.8kg(蓄冷材2枚)

*SBS規格：マイクロプレートサイズ(127.6 × 85.3mm)



フリーズボックス利用例



4℃での冷却例



コンパクトで持ち運びしやすい

 
 

CryoTrack Station -50℃以下/3時間以上

超低温環境での作業や棚卸、超低温フリーザーのバックアップに



特長

• 13枚のCV-70蓄冷材を用いて、前後左右・下方の五面から冷却し、-50℃以下の作業空間を実現します。
• W390 × D200 × H120mmの有効空間を-50℃以下の温度で3時間以上維持することができます。
• サンプルへのラベル貼付、フリーズボックス内サンプルの整理・棚卸や検品などに利用できます。
• 135mm角サイズのフリーズボックスを2個並べて作業できるスペースを確保しました。
• 追加3枚の蓄冷材を用いて、上方からも冷却可能。フタ閉状態では-60℃以下を18時間、-50℃以下を24時間以上維持することができます。
• 付属のショルダーベルトを用いて移動することもできます。
• 外寸法：W600 × D410 × H280mm(フタ閉状態)
• 重量：約20kg(蓄熱材等含む)


フタを閉めると簡易フリーザー利用が可能



フリーズボックス2個を並べられます



蓄冷材のセットは容易です

 
 

CryoTrack Carrier -60℃以下/12時間以上

ハンドキャリーに最適な超低温保冷バッグ



特長

• 真空断熱材(VIP)を用いた超低温ハンドキャリー輸送向けのバッグです。
• 5~6枚のCV-70蓄冷材を用いて、-60℃以下の温度で12時間以上維持することが出来ます。
• 有効荷室寸法W225 × D145 × H65mm、一般的なフリーズボックスを1個収納できます。
• 開閉しやすいマグネット付のフラップ付フタです。
• バッグ天面には、USBロガーを格納しながら視認できるポケットがあります。(ロガーは別売です。)
• ご要望に応じ、さらに大きなバッグの特注対応も可能です。詳細はご相談ください。
• 外寸法：W325 × D300 × H270mm
• 内寸法：W225 × D200 × H150mm
• 重量：約8kg(蓄熱材等含む)


温度ロガーを格納可能



マグネットフリップ式カバー



フリーズボックス1個を収納可能