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製品情報

エアゾール耐性用チップにはエアゾールの混入による汚染からサンプルやピペットを保護するための疎水性のフィルターを内蔵しています。極めて微量のキャリーオーバー（持ち越し）による汚染が実験結果を無効にしてしまう、微量のDNA増幅や分子生物学の工程などではとくに重要になります。
取り外しのできるラック入りチップ、詰替えが簡単な個別包装パック（サイズによって色分けされています）や、マルチピペットに適した大型ラック（96本ダブルラック）もあります。

• 吸引しすぎの弊害もなし！
  LTSチップは決まったLTSシャフトにのみ合いますのでチップを間違うことはありません。またピペットのシャフトの先端までサンプルを吸い上げることもありません。
• 添加物、汚染物質が一切含まれていない純粋なポリエチレン
  エアゾール耐性用チップで使われるフィルターにはフィルター粒子の混じっていない純粋なポリエチレンから作られているので化学反応を起こす危険性はありません。穴の平均サイズは20μLでエアゾールの混入を防ぎますが空気の流れは制限していません。サンプルを汚染する添加物も含んでいません。
  LTSのエアゾール耐性チップは生物学サンプルに対する付加的保護としてラッピングされたあとにガンマ線滅菌処理がされています。
• ISO9001に準拠した性能検査
  RAININの分子生物学ラボには専門家が集まっており、チップは全てリボヌクレアーゼ（RNase）、DNase、DNA、パイロジェンに汚染されていないことを証明します。
• 精度と再現性の向上
  これらのチップにはチップの先端に水滴の付着するのを極力減らすため先端が極薄になっています。結果的により正確で精密な液切れ（タッチオフ）が可能になっているので微量のサンプルにも正確に対応します。